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これで日本の現代アートはばっちり！
表紙のポップさもさることながら、今までの小難しいアート解説書とは一線を画する本。

写真が多く、読みやすく、とっつきやすい。

近年、日本の現代アートが世界で高い評価を受けているが、本書のように分かりやすく、そして深く現代アートを取り扱ったものは稀ではないだろうか？

なにより嬉しいのは様々なアーティストの作品が大判の見開きで見れることだ。なかなかみれなかったアーティストの作品もゆったりとしたレイアウトで見れる。そういう意味では、オムニバス画集みたいな楽しみ方もできるから、へたな画集買うよりお得感があり、しかもこの価格というのは、かなり安いと思う。

村上隆は分かっても他のアーティストは...という方にはもってこいの一冊。
現代アートについて考えるきっかけ
現代アートって面白いから、見るのすきでした。ただ、現代アートについてっていうのは、難しそうだからあまり考えた事がなかった。というか、考えても答えがでなかった。でも、私が気付いてたけど、見てみぬ振りをしていた現代アートについての謎がこの本を読んで解けた気がします。なぜか、すっきりとした気分になりました。きっと難しいんだろうなって思って読んでみたけど、全然そんな事はなくて、とっても読みやすくて、なにより本当に面白かった！読んだ後に、現代アートのアーティスト達にとってもエールを送りたくなりました。きっと著者の方の精神が伝染したんだと思います。それくらい、現代アートについての愛情が溢れんばかりに詰まった本なんだと思いました。かなりおすすめしたい一冊です。表紙もかわいいし〜!!!!!!!