カスタマー平均評価: 4.5
ニンゲンって・・・ なんて、濃いんだろう。ここに写っている(と表現していいのだろうか?)彼と彼女たちの一瞬の表情からそれぞれの生活、過去、感情が 見えてきてしまう。普通の人、市井の人、何処にでもいるおじさんとおばさん、お兄ちゃんやお姉さんなのにそれぞれがなんてこんなにも愛おしいのだろう。数十年同じ場所にカメラをすえ続けた作者と同じ位置で この彼等を見つめることが出来るからか・・・それとも彼等と同じ時代を生きてきたという共感からなのか・・・人間という存在に圧倒される。 手に入れました 近くの本屋さんで一目みて、こりゃ凄いと。 でも、この値段本は貧乏学生には高嶺の花。 毎日本屋さんに通って立ち読み(立ち見)してました。(迷惑な客ですいませんでした。) そうこうするうちに、本屋さんのは売り切れてしまって…。手に届かなくなってみると、やっぱり欲しい、絶対欲しいと、思うようになり…。嬉しくて…。毎日、見てます。 手に入れました 近くの本屋さんで一目みて、こりゃ凄いと。 でも、貧乏学生には高嶺の花。 毎日本屋さんに通って立ち読み(立ち見)してました。(迷惑な客ですいませんでした。) そうこうするうちに、本屋さんのは売り切れてしまって…。手に届かなくなってみると、やっぱり欲しい、絶対欲しいと、思うようになり…。 ついに購入してみました。 嬉しくて…。毎日、見てます。 単純に面白い! 小難しいことを言ったら切りが無いけど 要は人ごみ歩いてると必ず1人や2人はいる 個性派な人たちを写している写真集です。 ちょっと素っ気無い言い方かもしれませんが 逆に言葉を色々と使って説明すると どんどんとギャグ化しちゃう気がします。 それと特に、写真に興味ない人に見て欲しいですね。 自分はクスクスと笑いながら見ていたので お笑い好きにはウケがいいかもしれません・・。 それと、ケチをつけると値段が高いです。 もっと安いほうがいいかも・・。 さて何から書きましょうか。 正直、写真のことも浅草だということもカラーじゃないということも何も知らないまま一個人である鬼海さんを知りました。気さくでありながら味があり、親しみやすそうで奥があり、飛び切り優しそうで目に力があり、なんなんだこの人は?面白いじゃないかが第一印象でした。 そしてペルソナを初めて手に取ったとき、その重さ、迫力、クオリティに圧倒されながら、一枚目を見ただけで遠く大阪の生まれ故郷を思い出し、一枚をめくる度に自分にとってはギリギリの世界、写真として切り取って良いのかと胸が熱くなるほどの思いの中、見入りました。 写真を見てから読んでいるのか、その逆なのか、同時に絡み合ってくるキャプテャーは、被写体の心の思いを代弁するかのごとく、自分に攻撃的で、ふと写真から距離を置くほどでした。 写真の感想を表現するのに言葉や文字だけしかないのが少し辛い。酒など交わしながらじっくり自分のつたない人生なんかと重ね合わせながら語らい合えれば、その日その日の答えが出てきそうな感じがします。 一番印象に残っているのは、遠くから歩いてきたと言う青年?かな。
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