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[ ペーパーバック ]
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新宿 1965‐97―娼婦、ヤクザ、オカマ、ヌード嬢…彼らが「流しの写真屋」の客だった (フォト・ミュゼ)
  
・渡辺 克巳  
【新潮社】 
発売日: 1997-11 
参考価格: 4,515 円(税込) 
販売価格:  
中古価格: 21,658円〜 
 
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・渡辺 克巳 
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カスタマー平均評価:   5 
  自分を主張する為にはその場へ出向かないと何も始まらない 新宿を取り上げた写真集でこれ以上の作品は今後出る事はないのではないか。
60年代に時代が大きく動き出しその渦中を手探りでみんな一生懸命生きていた人間の喜怒哀楽の人生模様が見事に写し出され、頭の中にフィルムのネガの様に焼き付いて離れなくなる。
その時代の渦中にいる時というものは人間はおかしな者で周りがどの様に渦を巻いて動いているのか見えない。明日より今日を生きる事が大切である。そんな人間の心の中を見事に写し撮ったカメラマンであり、新宿の街で作品に登場する人達と共に生きた氏はこの作品の中の一人としての被写体でもある。お金では買えない物が写し出されている。
私はこの作品をバイブルの様に大事にしている。落ち込んだ時、辛い時、この写真集を見て元気を貰う。考えているだけでは何も始まらない、自分から出向いて必要な人に会い必要な場所に行かなければ誰も自分を見つけてくれないし知って貰えない。友も仲間も出会えない。勿論そこには相反する人達も沢山いる。簡単な事の様で難しい、なかなか一歩を踏み出せないそんな時、この作品から勇気を貰っている。
   シャッターを切る、ボブ・ディラン マイ・フェイバリットである。 この10年に出版された写真集の中でも、秀逸なドキュメンタリー本である。ここには、評論の視点はない。 氏の写真から感じるのは、あくまで新宿という東京の一都市の「生活者の視点」である。 よって、被写体に向ける氏のファインダー越しの視点は、ある時は人間臭く、そしてストリート感覚全開であり、通行人の目線なのである。新宿で暮らし、生活し、そして遊ぶひとりひとりが、スターであり表現者であり、活動者であることを訴えつづける。 これは、写真のちからとして、すごいことなのである。 10年前にこの写真集と出会い、今でもアタマの中に鳴り続けている音楽がある。 「ライク ア ローリングストーン」。 メインストリートのならず者への鎮魂歌。途中で挟まれる氏の味のある文章もまた、添え物として何とも愛しい。このサイズ、装丁にこだわったと感じさせる編集者の執念も、ガンガン伝わってくる。 個人的には、外人に「新宿って?東京ってどんな街」と聞かれたら、まずはこの写真集を見せている。 
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マチスデッサン集 (1969年)
  
【岩崎美術社】 
発売日: 1969 
参考価格: 4 円(税込) 
販売価格:  
中古価格: 21,462円〜 
 
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カスタマー平均評価:   0 
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小林古径画集〈第1〉 (1960年)
  
・小林 古径  
【中央公論美術出版】 
発売日: 1960 
参考価格: オープン価格 
販売価格:  
中古価格: 21,462円〜 
 
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・小林 古径 
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カスタマー平均評価:   0 
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長谷川等伯・信春同人説 (1964年)
  
・土居 次義  
【文華堂書店】 
発売日: 1964 
参考価格: 735 円(税込) 
販売価格:  
中古価格: 21,462円〜 
 
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・土居 次義 
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カスタマー平均評価:   0 
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[ 大型本 ]
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麻生三郎全油彩
  
【中央公論美術出版】 
発売日: 2007-09 
参考価格: 21,000 円(税込) 
販売価格: 21,000 円(税込) 
 Amazonポイント: 210 pt 
( 通常5〜7日以内に発送 ) 
 
 
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カスタマー平均評価:   0 
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[ 大型本 ]
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PILES OF TIME―鈴木理策写真集
  
・鈴木 理策  
【光琳社出版】 
発売日: 1999-04 
参考価格: 4,725 円(税込) 
販売価格:  
中古価格: 21,000円〜 
 
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・鈴木 理策 
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カスタマー平均評価:   0 
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[ 大型本 ]
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塚原哲夫画集
  
・塚原 哲夫  
【求龍堂】 
発売日: 2008-09 
参考価格: 21,000 円(税込) 
販売価格: 21,000 円(税込) 
 Amazonポイント: 210 pt 
( 通常5〜7日以内に発送 ) 
 
 
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・塚原 哲夫 
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カスタマー平均評価:   0 
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[ 大型本 ]
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I CAN TELL―金村修写真集
  
・金村 修  
【芳賀書店】 
発売日: 2001-03 
参考価格: 3,465 円(税込) 
販売価格:  
中古価格: 21,000円〜 
 
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・金村 修 
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カスタマー平均評価:   4 
  買いました 金村の作風に惹かれ初めて写真集を買いましたが凄い見ごたえがありました。 幻惑する都市風景、物体の名詞化。モノクロ写真の新しいジャンルだと思います。 
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ふるさとの四季―前田真三写真集 (1974年)
  
・前田 真三  
【毎日新聞社】 
発売日: 1974 
参考価格: 21 円(税込) 
販売価格:  
中古価格: 21,000円〜 
 
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・前田 真三 
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カスタマー平均評価:   0 
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[ 大型本 ]
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人間の大地 労働―セバスティアン・サルガード写真集
  
・セバスティアン サルガード  
【岩波書店】 
発売日: 1994-02 
参考価格: 14,700 円(税込) 
販売価格:  
中古価格: 21,000円〜 
 
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・セバスティアン サルガード ・Sebastiao Salgado 
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カスタマー平均評価:   4.5 
  人間の強い生きる力を感じられる写真集である(めっちゃ高価だが) とても手が出そうにない価格ではあるが、思い切って購入した。
めくるページひとつひとつから、
人間とは地球という大地でちっぽけな存在だということをあらためて認識させてくれた。
と同時に人間の労働する姿とは、
どんな社会や地域にあってもいきいきした、
眼差しと、苦労と、圧倒的な力があるものだと
客観的に再認識できた。
カメラマンも一流なのだろうが、それ以上にそこに働く人々の姿が、
ありありとせまってくる、すごい迫力のこもった写真集といえようか。
あとは読者おのおのの感性によって思いはさまざまとなるであろう。
20070906
   人間のサイズ 写真展で初めて見たサルガドは、なんて伶俐な眼を持つ人かと思った。そして同時になんて人間に対して深い洞察を持つか、とも。南インドの廃船解体作業現場に働く、果てしない労働者の列。またチリの銅山の山肌に張り付く蟻のような労働者。人のサイズとはなんて小さく、下らなくさえ思えてくる。その1個1個に人生だとか、意識だとかが動いているのだと想像すると、肌が粟立つようだ。作品を前に、鑑賞者はすべて自分のサイズを意識せずにはいられない。写真展の会場で、いつしか写真の中の労働者の一人になっている自分を見つけ、どんな感情をもつのだろう。作品を見る前と会場を出た後と、同じ気持ちではいられないと思う。それらを正確に採録したヘビー級の写真集である。 
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